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プロフェッショナル仕事の流儀 ワンちゃんスペシャル

悪者になっても、命を守る

ペットブームのかげで、毎年のように起きる飼い犬によるかみつき事故。例年4,000件以上発生し、死亡事故まで起きている。そんな飼い主の手に負えなくなった凶暴犬を専門に預かり、更正を請け負うのが、訓練士・中村信哉。飼い犬との平穏な生活を求め、中村を頼る声は全国各地から届く。だが、その訓練は極めて厳しく、批判の声も浴びることさえある。それを承知の上で、中村は自らの信念を貫き通す。
「厳しいのが嫌いだからといって、やらなかったら襲ってくることも止まらないし犬はかみ続けてしまうんですよ。かむ犬は治らないんだとあきらめてしまって処分をしたケースがあるんです。命が終わってしまうんです。だから厳しくやるわけです。それこそ、どんな方法を使ってでも飼い主さんのもとで一生を送らせたい。」

中村が引き受けた犬の更正率はおよそ8割。更正を断念した犬も事実存在するが、中村はその犬たちをすべて“わが子”として引き取っている。
引用:プロフェッショナル仕事の流儀 わんちゃんスペシャル

参考

ワンちゃんスペシャル(2018年1月29日放送)NHK プロフェッショナル 仕事の流儀

昨夜偶然見かけて、あ、今夜はワンコ特集なんだ、と、そんな甘い考えで見始めたのですが、その内目が離せなくなってしまったのです。

訓練士:中村信哉  悪者になっても、命を守る

一口に悪者になっても、命を守ると言っても、
それはとてつもなく大変な事で、命を守るというより、命がけの戦いなんだと思いました。

そんな命がけで犬たちを更生させようとされている中村氏に対して、
泣き叫ぶ犬の声だけを聞き、あの訓練士は犬を虐待していると、ネット上に拡散されたり、、
時に通報されて、現場に確認に来られるた事もあったとか。

確かに、酷い叫び声を上げる犬もいました。
あの声だけ聞いたら「虐待してる」…そう思われたかもしれません。

言う事をきかないと、手を出す事があるのも事実、
昨夜の放送でも、中村氏に噛みついた柴犬まめ蔵に対して、中村氏はまめ蔵を押さえつけ鼻のあたりを何度も何度も叩かれていました。

目をつぶり必死に耐えている、あのまめ蔵の姿を見たら、胸が痛んだのは事実です。

お願い!もうやめて、もう叩かないで!!

内心、そう叫んでました。

でも、あれは体罰じゃないのですよね。

事実、中村氏との距離を取っていたまめ蔵でしたが、その後は中村氏との距離を縮め、最後には中村氏がおいでと促すと、自ら中村氏の膝の上に上り、抱かれていました。
そのまめ蔵に中村氏は、

ありがとう….と。

その姿見たらもう、涙が止まらなくなってしまって…

まめ蔵を預けた飼主さんが面会に来られた時も、飼主を見つけ喜ぶその姿、
飼主さんも、これまで抱っこする事すら出来なかったまめ蔵を腕に抱く事が出来、涙されていました。
冒頭、中村氏が飼主さんの笑顔を見られるのが本当に嬉しいと、そうおっしゃっていた意味がわかった気がしました。

あと一息です。
もう少し預からせてください、そう言われた中村氏。

本当に凄い方ですね。

我が家の愛犬だいすけも、心開いてくれるまで時間がかかりました。

ブリーダーの放棄犬だっただいすけ。
あくまで想像でしかないのですが、何らかの虐待とまでは言いたくないのですが、受けていたのではないかと思える事が幾つかありました。

軍手、首からタオル、黒い服に、黒い靴

これ等を見ると、ブルブルと身体を震わせていたのです。

私が葬儀で喪服を着ていた時、傍に行こうとすると尾っぽを下げ、まるで後ずさりするかのような態度にびっくりしたのを覚えています。

ハーネスを最初取り付けようとした時も、まるで断末魔のような叫び声を上げ身体を硬直し、更にまっすぐ歩く事も出来ず、その場でクルクル回ったかと思ったら、次はジグザグ走行、時に勢い余って何度も側溝に落ちました。

特に男性が苦手だったようで、男性が近づくといつも怯えていたように思います。
最初は主人にもそのような態度でしたから。

そんなだいすけを見て、とにかく触れ合う時間を多く取るようにしようと思いました。
最初撫でようとするだけでビクついていましたが、毎日、毎日少しづつ時間を増やして、撫で続けて、
すると、触っても震える事もなくなり、ブラッシングも出来るようになりました。
更に、シャンプーまでさせてくれるようにもなって…

ただ、一つだけ….最後まで手は触らせてくれませんでした。
つまりお手を覚えてもらうおうと、手をつかもうとすると、極端に嫌がったのです。

いいよ、お手なんて出来なくたって良いから….

 

保護当時はこんな寂しそうな顔してたのが、1年でこんなに表情が変わりました。

だいすけ

手に負えなくなったから見捨てる

これは絶対にあってはいけない事なのです。

中村氏が預かる犬たちが全て更生し、飼主の元へ戻るとは限らないとの事。

中村が引き受けた犬の更正率はおよそ8割。更正を断念した犬も事実存在するが、中村はその犬たちをすべて“わが子”として引き取っている。

その更生出来ずにいた犬たちの映像も流れましたが、あの寂しそうな目を忘れる事は出来ません。
あんな目にさせてしまったのは、飼主の責任なのです。

それを犬せいだと、見放してしまう。

そんな身勝手な事は、絶対にあってはならないのです。

どんな方法を使ってでも飼い主さんのもとで一生を送らせたい。

本当にこの言葉につきますね。

中村様、本当にありがとうございます。

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